季節問わず、気品漂う美しい花を咲かせる胡蝶蘭。
一度咲いた胡蝶蘭は1ヶ月~2ヶ月程度観賞を楽しめます。
その後も、2度咲きや来年用に育てる楽しみがあるのも胡蝶蘭の魅力。
胡蝶蘭を長く楽しむためには「剪定」がポイント!
とても簡単ですので、是非お試しくださいね。
剪定のタイミング・環境・場所
胡蝶蘭は、直射日光・エアコンの直風・乾燥などに弱く、部分的に花が落ちてしまうことも。
剪定をした後は、環境・気温の大きな変化や、直射日光・寒さ・乾燥など胡蝶蘭の苦手な環境に置かないよう気をつけましょう。
剪定のタイミングは、冬を避け、温度20℃前後を保てる環境をおすすめします。
湿度60%を好むため、乾燥する場所は避けましょう。
剪定の準備
●剪定用のハサミ
●花瓶
特別なものは必要ありません。
ただし切れ味の悪いハサミや、専用ではないハサミを使用すると花茎を痛めるため、必ず剪定用のハサミを使いましょう。
剪定方法
胡蝶蘭の選定方法は2種類あります。
二度咲き・三度咲きを楽しみたい方は、根元から数えて3~5節の、節の少し上あたりをカットします。
二度咲き・三度咲きを楽しんだ後、来年用に剪定を行う場合は花茎の根元近くでカットしましょう。
<二度咲き・三度咲きを楽しみたい場合>
<来年用に剪定を行う場合>
<ポイント>
少し斜めにカットすることで、温度調節や水の吸い上げが良くなります。
また、カットした断面が綺麗な方が、茎を傷めず病気にもなりにくいため、切れ味の良い剪定用ハサミを使用して、スパッと勢いよく一度で切りましょう。
切った後のお手入れ
花が咲いている時と同じように、四季に合わせたお手入れを行います。
●胡蝶蘭の育て方~春~
●胡蝶蘭の育て方~夏~
●胡蝶蘭の育て方~秋~
●胡蝶蘭の育て方~冬~
来年用に根元からカットした胡蝶蘭は、鉢を植え替えると、株が傷みにくく育ちやすいです。
冬は植え替えには不向きなため、春を迎えて温かくなってから行います。
芽が出てきたら・・・
剪定から約1ヶ月程度で、自然と茎から新しい芽がでてきます。
芽は柔らかく、衝撃で折れてしまうこともありますので注意が必要です。
つぼみが出てきたら、霧吹きを頻繁に与えてください。
美しい胡蝶蘭の二度咲きが楽しめますよ。
切った後のお花は切り花として観賞を
花が落ちてしまい、バランスの悪くなってしまった胡蝶蘭は、切り花として楽しむと良いでしょう。
胡蝶蘭の花は存在感があり、気品ある空間を演出してくれますので、最後の一輪まで水挿しにして観賞を楽しめます。
兵庫県姫路市姫路駅・姫路城すぐのFlowershop*iizuka-飯塚生花店-。
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